重症度分類

1.重症度分類

喘息の重症度は、ある期間にどの程度の喘息症状が、どのくらいの頻度で起こったかを指標にして判定される。治療開始前の重症度は、間欠型、軽症持続型、中等症持続型、重症持続型と分類し、これをもって重症度を表現する。表5-1に治療前の臨床症状に基づく重症度分類を示した。GINA(Global Initiative for Asthma)では、重症度ではなくコントロールレベルによって治療が遂行されるが、JPGL2012 では、患者固有の重症度を考慮した長期管理計画の上にコントロール評価を重ねるという独自の治療管理を勧めることとした。さらに、治療薬の効果を差し引いての(治療ステップを考慮した)重症度を「真の重症度」としている(表5-2)。

表5-1 治療前の臨床症状に基づく小児気管支喘息の重症度分類

表5-2 現在の治療ステップを考慮した小児気管支喘息の重症度の判断

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