会員のみなさまへのお知らせ

食物アレルギーに対する経口免疫療法(Oral Immunotherapy: OIT)に関する本学会食物アレルギー委員会の見解

OITは耐性獲得を誘導する可能性のある治療で、研究段階にあるが、現時点で「食物アレルギー診療の手引き2011検討委員会」はOITを一般診療として推奨しない。
   
OITにより必ず耐性獲得できるわけではなく、また治療経過中に症状が誘発されることも多く、かつ重篤な副反応も起こりうる。
   
OITは専門の医師が患者及び保護者から十分なインフォームド・コンセントを得た上で、症状出現時の救急対応に万全を期し、慎重に取り組むことが強く推奨される。
   
減感作状態※と耐性獲得は異なる状態であり、未解決や未知の問題が山積している。
※OITにより症状が出ない状態
 

 

を現段階で支持致します。

また、“食物アレルギー診療ガイドライン2012(JPGFA2012)”作成にあたり、現時点においては、「経口免疫療法を専門医が体制の整った環境で研究的に行う段階の治療である」と位置づけています。

 

 

平成24年2月

日本小児アレルギー学会
食物アレルギー委員会
 

 

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