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日本小児アレルギー学会誌 第39巻2号(2025年6月)発行のお知らせ

日本小児アレルギー学会誌第392号を、完全オンライン配信で発行いたしました。

原著論文5報では、エリスリトールアレルギー、米のFPIES、エピペンによる切創といった症例報告が3報、ピーナッツの経口負荷試験、災害備蓄アンケートの研究報告が2報掲載されました。

総説は、臨床研究の進め方に関する2本の解説を頂き、大変参考になります。また、391号の学術大会報告に掲載できなかったアレルギー発症予防とビタミンDに関する報告を、ここに掲載しています。

ガイドライン解説は、今回で小児気管支喘息治療・管理ガイドラインのシリーズの最終回となり、第11章喘息管理:種々の側面、及び第12JPGLの今後の課題が取り上げられます。

本号から新たに、連載企画「Meet the Expert」が今後2年間の予定で始まります。ここには、日本の小児アレルギーの歴史と現在を代表する4人の先生に寄稿をお願いしています。それぞれ、臨床医の代表、基礎研究者の代表、現代のオピニオンリーダー、そしてベテランがレジェンドを語る、という内容です。各先生からはシリーズ初回に相応しい圧倒的な寄稿を頂き、必読です。

皆様ぜひ、オンラインジャーナルを開いて内容に触れてみてください。

 

<掲載論文>

原著

  • ゼリー飲料摂取後のアナフィラキシーショックを契機にエリスリトールアレルギーの診断に至った1
  • 食物経口負荷試験時の災害備蓄アンケート調査~今後の啓発活動に向けて~
  • 成長とともに耐性獲得した,コメに起因した食物蛋白誘発胃腸炎の1
  • 現行の指導法で防げなかったアドレナリン自己注射製剤(エピペン®)による大腿部切創例
  • 1-2歳児における少量ピーナッツ経口負荷試験の安全性の検討

総説

  • 質の高い臨床研究を目指して ~臨床研究の進め方
  • エビデンスのレベルと質 ―よりよい臨床研究のための理解―
  • ビタミンD によるアレルギー発症予防

ガイドライン解説:日本小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2023

  • 11章 喘息管理:種々の側面
  • 12章 JPGLの今後の課題

Meet the Expert

  • レジェンド 馬場實先生 (西間三馨)
  • アレルギー学は私たちをどこへ導くのか?過去を振り返り,現在を知り,そして未来への希望へ (藤澤隆夫)
  • 免疫ゲノミクスにおける最近の進歩:アレルゲン・エピトープとIgE 配列解析(斎藤博久)
  • 子供たちから教わったこと (小田嶋博)

下記のURL(外部リンク)にアクセスの上、ぜひご高覧下さい。
日本語画面URLhttps://www.jstage.jst.go.jp/browse/jspaci/list/-char/ja
英語画面URLhttps://www.jstage.jst.go.jp/browse/jspaci/list/-char/en

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日本小児アレルギー学会
編集委員長 伊藤浩明
(2025年6月20日)

 


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